ロッテ・佐々木朗希「熱いご声援、厳しい激励も力に変えアメリカで頑張っていきます」『MARINES FAN FEST 2024』でファンに挨拶
ポスティングシステムを利用してメジャー挑戦を目指すロッテ・佐々木朗希が17日、ZOZOマリンスタジアムで行われている「MARINES FAN FEST 2024」でマリーンズファンに挨拶を行った。 佐々木は「今回球団に後押ししていただきメジャーに挑戦させていただくことになりました。ファンの皆さん、5年間熱い声援ありがとうございました」と感謝し、「怪我などでなかなかうまくいかず、辛い時もあったんですけど、吉井監督、コーチ、チームメイト、スタッフ、たくさんの方々に支えられ、乗り越え頑張ることができました。今回これまでいただいた熱いご声援、厳しい激励も力に変えアメリカで頑張っていきます。本当にありがとうございました」と決意を述べた。 吉井理人監督は「朗希はマリーンズに5年間所属して、いいピッチャーに育ってくれました。マリーンズにもすごく貢献してくれました。これからは100ではないですけど、違うチームになってしまうと思います…。だけど挑戦する若い選手を応援したいと思っています。心から温かく送り出したいと思います」と話した。 佐々木朗希は19年ドラフト1位でロッテに入団し、1年目は体力作りに充て一、二軍ともに登板なし。2年目の21年にプロ初登板を含む11試合・63回1/3を投げ、3勝2敗、防御率2.27。3年目の22年には完全試合を達成するなど、同年20試合・129回1/3を投げ、9勝4敗、173奪三振、防御率2.02。5年目の今季は18試合・111回を投げ、10勝5敗、防御率2.35。 日本ハムとのクライマックスシリーズファーストステージでは、開幕戦、交流戦開幕、交流戦明けのリーグ戦再開の初戦と、大事なゲームの初戦はチーム最多の12勝を挙げた小島和哉が先発してきたが、佐々木朗希が大事なCS初戦のマウンドを託され、8回・112球、5被安打、9奪三振、無失点で勝利投手となった。結果的に、これが今季最後のマウンドだった。
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