「生涯ラ・レアルに残ってもらいたい」リバプール移籍を拒否したスビメンディ、ソシエダ会長が今夏の舞台裏を明かす「5月の時点で話し合っていた」
レアル・ソシエダのヨキン・アペリバイ会長が、リバプール移籍を断り残留することを決めたスペイン代表MFマルティン・スビメンディ(25)について言及した。スペイン『Noticias de Gipuzkoa』が伝えた。 【動画】残留決断のスビメンディがチームのシーズン最初のゴールを奪う! ソシエダのアカデミー出身で、ここまでワンクラブマンの道を歩むスビメンディ。2021年にデビューの代表でも先のユーロ2024に出場したように地位を築くなか、配球力、守備力ともにピカイチの中盤としてビッグクラブの関心を集めた。 今夏はより移籍の話が現実的となり、リバプールが強い関心を示し、契約解除条項である6000万ユーロ(約96億4000万円)を準備するとされていた。 しかし、スビメンディはこの移籍を拒否。これまでもバイエルンやアーセナルなどからのオファーを拒否していたが、ソシエダに留まり、新たな契約を結ぶことになるという。 いよいよ退団の可能性もあった中で、アペリバイ会長はすびメンディについて言及。契約解除金が支払われれば、決定権はないとしながらも、スビメンディがチームに残ることを決断したことに感謝した。 「契約解除金を支払うクラブがあると連絡があったが、我々は受け取っていないと言った。もし、支払うクラブがあるのであれば、それは我々が決めることではないと言った」 「彼は代理人を通じて、私にラ・レアルに残ると伝えてくれた。9月1日に、そうした状況になっていることを願っている。マルティンは、若い選手たちがいる重要なシーズンであることも知っている」 「チームメイトとして、多くの才能がおり、毎年最高の目標を目指して戦っているので、我々は彼の決断を嬉しく思い、とても誇りに思っている」 また、アカデミー出身者でもあるスビメンディにはチームに残り続けてもらいたいという願望も明かし、既にこの夏に起こり得ることを話し合っていたと明かした。 「将来、さらにその先の未来については、これからわかるだろう。彼はラ・レアルでとても幸せであり、この決断を下した。我々はとても喜んでいる」 「マルティンは、我々が彼に対して生涯ラ・レアルに残ってもらいたいと思っていることを以前から知っていたはずだ。それは、今日や一昨日という話題ではない」 「今年の夏の件に関しては、既に5月に話し合っていた。というのも、2、3年前の市場でも同じようなことがあったからだ」 「実際にその瞬間が来た時にどうなるかはわからなかったが、あの状況では、我々がオファーされた可能性のある遺跡について、マーケットが進むのを待つことが良いことだった。なぜなら、全員を退団させることはできなかったからだ」 結果としてソシエダでプレーすることに決めたスビメンディは、開幕戦でチームの新シーズン初ゴールを記録。今シーズンもソシエダの中盤を支える活躍が期待される。
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