初孫にデレデレの義親「自分たちの子育て」を強要…〈手取り月27万円・33歳〉サラリーマン夫「胃に穴が空きそう」と不満をぶちまけ、板挟みの妻【令和の子育て事情】
待望の第一子。初めての子育てのために、育児書や子育てサイトなどで、今どきの子育て術を学び、準備万端で誕生を待ち望んでいたのに、初孫でテンションマックスの祖父母が子育てに口を挟んで衝突……世代間ギャップで荒れる子育ての実情をみていきます。 【ランキング】47都道府県「夫婦と親との同居率」…3位「秋田」2位「福井」1位は?
子育てに義親が過干渉…33歳サラリーマン「ハッキリ言って迷惑!」
「ツライ」とひと言をこぼす、33歳のサラリーマン。30歳で結婚し、2年後には第1子に恵まれ、幸せいっぱいのはずが、義親のせいで大きなストレスを感じる毎日だといいます。 株式会社インタースペースが母親(妊娠中含む)に行ったアンケート調査によると、「同居する、または自宅の近くに住むならどちらの親がいいですか?」の問いに対して、「実親」が58.1%。「どちらともしたくない」35.7%、「義親」は6.3%。6割弱が「実親」を選びましたが、その理由として挙がったのが「(子育て等)頼みやすいから」だったそうです。 男性もマイホームを検討する際、「将来の子育てのことを考えると、実家に近いほうが何かとラク」という妻の意見を尊重して、妻の実家からまさにスープも冷めない距離に新居を構えました。男性も地方出身ということもあり「今後、何かと義親には世話になるだろう」と考えていたといいます。しかし、今となってはそれがストレスの原因でした。 男性は、初めての子育てに対して、ネットや育児書などを読み込んで、大事だと思ったことにはマーカーで線を引くくらい勉強をしていたといいます。子育ては想像以上に大変であることが分かったのと同時に、初めての子育てに対し「夫婦2人で色々とやりたい、頑張りたい」という思いも募らせていたといいます。 しかし、子どもが生まれると、ほぼ男性宅に入り浸る義親。朝、男性が出社するのと入れ替わりにやってきて、男性が帰宅すると帰っていく。さらに土日の休みの日は、ほぼ丸一日、入り浸り。「もはやこれは同居です」と男性。いまや子育ては義親の独占状態だとか。 ――抱っこしたのも、なぜか俺よりもお義父さんやお義母さんが先。おむつ交換も、沐浴も、ミルクを飲ませるのも……OO(男性の息子の名前)のはじめては、すべて義親にとられた! ――知らないうちに色々買い与えるし……助かっていることもあるけど、ハッキリ言って迷惑 義親へのストレスで「胃に穴が空きそう」という男性。現在、男性の月収は33万円、手取りにすると月27万円程度です。夫婦共働きですが、現在育休中であり、ローンの支払いもあるので、家計はかつかつ。そんななか、義親の金銭面の援助はありがたいといいますが……。