1軍でも輝けるか…ヤクルト、ファームで躍動している選手(4)1軍に上がると“別人”に…?
プロ野球の世界では、熾烈な一軍争いが繰り広げられる。昇格に向けては二軍での数字が判断材料になるだけに、ファームでの活躍が必須。また、若手選手にとっては今季の二軍成績が来季の一軍起用につながるケースもある。ここでは、今季ファームで躍動している東京ヤクルトスワローズの選手を紹介したい。(※今季成績は9月16日時点)
阪口皓亮
・投打:右投左打 ・身長/体重:188cm/90kg ・生年月日:1999年8月15日 ・経歴:北海高 ・ドラフト:2017年ドラフト3位 今季は二軍で好成績を残しながらも、一軍では思うような投球ができずにいる阪口皓亮。残り試合で、再び一軍で先発のチャンスを得たいところだ。 2017年ドラフト3位で横浜DeNAベイスターズに入団。高卒4年目の2021年に8試合に先発し、プロ初勝利を含む2勝を挙げた。 しかし、その後は飛躍することができず、2023年7月に西浦直亨とのトレードで東京ヤクルトスワローズに移籍となった。 同年の移籍後は中継ぎとして13試合に登板し、0勝2敗2ホールド、防御率3.31とまずまずの数字を記録。 移籍2年目の今季は先発に再転向すると、開幕からファームで好投を連発し、4月下旬に一軍へ昇格。同月20日に古巣DeNA戦で先発マウンドに上がったが、5回途中7失点で降板。 その後、7月28日の広島戦で約3か月ぶりに一軍で先発の機会が巡ってきたが、4回途中3失点とまたも結果を残せず。翌日に二軍再降格となった。 一方、ファームでは18試合に登板し、8勝3敗、防御率2.00と優秀な数字を記録している。課題とされている制球力を磨き、まずは今季3度目の一軍登板を勝ち取りたい。
ベースボールチャンネル編集部