現在39歳のロナウド

マンUのレジェンド、C・ロナウド photo/Getty Images

現在アル・ナスルに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが将来的にマンチェスター・ユナイテッドに復帰する可能性があるかもしれない。そう話すのが元ユナイテッドのルイ・サハだ。 ［動画］C・ロナウドがマンU時代に見せていたスーパープレイの数々 ロナウドは2003年夏にスポルティングよりユナイテッドに加入。2009年夏にレアル・マドリードへ移籍するまでの6年間ユナイテッドに在籍し、世界トップクラスの選手へと成長を遂げた。レアルに移籍後、世界最高のサッカー選手の1人となったロナウドはユヴェントスを経て、2021年に12年ぶりのユナイテッド復帰を果たした。しかし、2度目の在籍時は思うようにいかず、2022年冬にサウジアラビアのアル・ナスルへ移籍を果たしている。 サハとロナウドはユナイテッドで共に4年ほどプレイしているが、ロナウドは選手としてではなくコーチや監督として古巣に帰ってくる可能性があると「TVSporten」にて語ったようだ。英『TalkSPORT』が報じている。 「クリスティアーノ・ロナウドは、いつかマンチェスター・ユナイテッドに戻ってくるという情熱と献身を持っている。監督、あるいはコーチとして復帰するかもしれない」 「彼の2度目の在籍期間は誰もが期待していたような結果にはならなかった。そして、彼がなぜ苛立っているのか、その理由が分かるだろう。彼はこれまで見てきた同じやり方を見ることができず、これまでのように若い選手たちの情熱を感じることができなかった」 「彼は、今後コーチになったときには、クラブにいた頃ほど厳しくも直接的でもない、新しいコミュニケーション方法を見つける必要があると分かっているだろう。彼は成功する方法を考え出し、それを実現するために自分の持つ知識をすべて活用するだろう。私たちは、ロイ・キーンが監督業に転身し、成功を収めているのを見てきた。クリスティアーノは監督として何をすべきかを理解しているだろうし、彼が成功しない理由はないと私は思う」 同じくユナイテッドで伝説的なキャプテンであるロイ・キーンは現役引退後、2006年から2008年にかけてサンダーランドで監督を務め、就任1年目でイングランドの実質2部であるチャンピオンシップで優勝を果たしてプレミアリーグ昇格に導くなど、成功を収めていたが、サハ氏はロナウドも同様に監督でも成功すると考えているようだ。 ロナウドは現在39歳であり、キャリアは終盤に差し掛かっていると考えられているが、アル・ナスルでエースとして活躍しており、引退はまだ先だろう。セカンドキャリアでどのような道を選ぶのかも不明ではあるが、今夏ルート・ファン・ニステルローイがコーチングスタッフとしてユナイテッドに復帰したように、将来的にロナウドが戻ってくる可能性もゼロではないだろう。 ユナイテッドで公式戦346試合に出場し、145ゴール64アシストを記録している英雄ロナウドが帰還となれば、サポーターにとっても感慨深いものになるのは間違いない。