「体育の日」→「スポーツの日」 「国体」→「国スポ」 「体育」はもう古い? あの”中年の星”五輪メダリストが訴える危機感
「中学校体育連盟」など教育現場に近いところで活動する団体の名称からも「体育」の文字が消えるのではないか、と懸念しています。 日本体育大学・体育学部 山本博教授「たとえば中学校体育連盟や高等学校体育連盟という連盟の体育までを外すかどうか、変えるかどうかとなると、この組織は教員を中心に子供たちに競技を通じて人間としての成長を育むという意味合いがありますから、勝つ負けるというものを結果として求めるにしても体育という言葉を残されたほうがいいのではないかと私は思います。そこが変わると、学校体育の授業を『スポーツの授業』にしようと言う人が出てくるかもしれませんが、そこは言葉を学んでいる学者のみなさんが、『フィジカルエデュケーション』という元々の英語の意味と体育のつながりを深く訴えてほしいと思います」 山本博さんは、最後にこう付け加えました。 「どうも体育という言葉に抵抗がある方がいるのは感じます、『古い』と」 体育とスポーツ、皆さんはどう考えますか。
RKB毎日放送
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