ナポリでの2シーズン目を終えたジョージア代表FWフヴィチャ・クヴァラツヘリア(C)Getty images

【欧州・海外サッカーニュース】イタリア代表のルチアーノ・スパレッティ監督が、教え子でナポリに所属するジョージア代表FWフヴィチャ・クヴァラツヘリアについて見解を示した。 【動画】”予測不能”なドリブルに高い決定力！ジョージアが誇る世界屈指のウインガー！クヴァラツヘリア（ナポリ）

昨シーズン、ナポリに33年ぶり3度目となるスクデットをもたらすと、指揮官の座を勇退したルチアーノ・スパレッティ。現在、EURO2024でイタリア代表の指揮を執るトスカーナ人指揮官は28日、スイス戦の前日会見に出席した際、教え子のFWフヴィチャ・クヴァラツヘリアに言及した。 ジョージア代表FWは、2022年夏にスパレッティ指揮下のナポリへ加入すると、セリエA挑戦1年目にしていきなり大ブレイクを果たした。しかしナポリでの2シーズンを終えたクヴァラツヘリアを巡っては、現在、新指揮官のアントニオ・コンテが残留を求めているが、パリ・サンジェルマン（PSG）への移籍話が囁かれている。 そんな中、恩師であるスパレッティが自身の考えを明かした。元ナポリ指揮官は、23歳の逸材がすでにトップクラスの選手へと成長したことを指摘。クヴァラツヘリアが新天地を求めることで、ナポリで新たな若手の台頭のチャンスが生まれると主張した。 「教え子とは常に連絡を取り合っているが、クヴァラはその1人だ。彼はトッププレーヤーだよ。クヴァラの移籍？　別の場所でプレーできるクオリティを持つ彼のような選手たちの選択は、若手のチャンスを生み出すことになる。押し上げてきている若手は多い」 「そんな彼らに適切な居場所を作り出してやる必要がある。そして彼らを起用する勇気を持つべきだ。現在のカルチョはやや変わってきているかもしれないが、これがチームのクオリティを作り出すための最善の解決策であることに変わりないと思っている」