バルサがギュンドアンを売却して資金捻出か? アル・ナスルへ逆オファーの可能性が報道
開幕戦でメンバー外となっていたバルセロナのドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアン(33)。今夏の退団の可能性は長らく取り沙汰されてきたが、本格的に移籍に向けて動くことになるようだ。 【写真】ギュンドアンと妻の2ショット、息子ともバカンスを楽しむ 2023年夏にマンチェスター・シティから加入したギュンドアン。ラ・リーガで36試合に出場し5ゴール9アシストを記録するなど、チームの中心として存在感を発揮してきた。 一方で、今夏は選手登録の関係から、去就についての話が浮上。将来を巡る話し合いがクラブと行われていた中、開幕戦でメンバー外になり、退団が加速していると報じられている。 ハンジ・フリック監督は「彼は月曜にまぶた辺りを痛め、家にいる。様子を見るために彼と話をしてのことだ。彼がどんな選手で、どんな人間なのかはわかっている。彼とは色々と話をしたが、それは私と彼の間のことで、良い関係だ。彼のことは知っているし、残るような気がする」とコメント。ケガもあり欠場させたとした中で、退団するという噂についても否定的な見解を示していた。 一方で、スペイン『ムンド・デポルティボ』によれば、サウジアラビアへ行く可能性があるとのこと。今夏の退団を希望していることをクラブに伝えていたとされ、行き先はポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが所属するアル・ナスルになる可能性があるとした。 昨夏もギュンドアンにはサウジアラビアから関心が寄せられていたが、バルセロナは移籍金を手にするために売却を検討。アル・ナスルに対して売却のオファーを出していたとされている。 財政難が続くバルセロナにとっては、1年目以上にサラリーが上昇したギュンドアンは悩みの種の1つ。スペイン代表MFダニ・オルモを獲得したことに加え、MFペドリ、MFフェルミン・ロペスと選手は揃っている現状もあり、ギュンドアン売却となった場合でも、十分にカバーされると考えられているという。 人員整理と共に、資金を手にしたいバルセロナ。土壇場でギュンドアンを売却することになるだろうか。
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