<ダンダダン>「すげえところでぶった斬ったな」新たな怪異発生、モモ大ピンチで最終回…「邪視編」は第2期へ持ち越し
アニメ「ダンダダン」(毎週木曜深夜0:26-0:56ほか、MBS/TBS系ほか/ABEMA・ディズニープラス・FOD・Hulu・Lemino・TVerほかで配信)の第12話「呪いの家へレッツゴー」が12月19日に放送された。モモ(綾瀬桃/CV.若山詩音)とオカルン(高倉健/CV.花江夏樹)は怪異を祓いにジジ(円城寺仁/CV.石川界人)の実家へと向かうが、そこで緊急事態が発生。さあ、ここから、というところで放送終了となり、視聴者からは「すげえところでぶった斬ったな」「ええ~!こんなところで!?」と困惑や悲鳴が続出。続きは2025年7月からの第2期に持ち越された。(以降、ネタバレが含まれます) 【写真】宇宙人か、妖怪か?ジジを悩ますブリーフ男“邪視”のビジュアルが公開に ■オカルンに勇気を与えた太郎の一途な愛 ネットの反響では秋クールアニメのトップ人気だったと言っていい本作。ABEMAの再生ランキングではダントツの1位で、毎話放送後のSNSには国内のみならず、海外からの投稿も数多く寄られている。 そんな中での注目の最終話は、前回ネットを沸かした人体模型の太郎(CV.杉田智和)と花(CV.平野文)の再登場から。花は綾瀬家に持ち帰られて、太郎は「花ちゃんが無事なら安心して人体模型してられる」と、化学科室に戻ることに。オカルンのタマと思われたものはクリスマスなどに使う飾り玉であることが分かる。どうやら太郎は本当に花への想いだけで動きだしたようだった。太郎は毎日深夜2時に学校を抜け出して花に会いに来るというが、2人のラブロマンスはいつまで続くのだろうか。 なんとも人騒がせな怪異だった太郎だが、自分の気持ちに正直で、花に一途な愛をぶつけた彼の姿はオカルンに勇気を与えてくれもした。モモとジジの仲良さげな様子を見て、オカルンは負けじとアピールする。引っ込み思案で不器用な性格のオカルンが勇気を持つきっかけとなる大切なターンだったと言えるだろう。 ■モモが大ピンチ、家には不気味なお札の部屋 第12話後半では、モモとオカルンはジジを悩ます怪異を祓うため、彼の引っ越し先の家へ。そこは山間の温泉街で、父の仕事の関係での引っ越しだったらしい。霊媒師の人たちはみんなやばいと言っていたというジジの家だが、モモの目には何の異常も見られない。ということで、モモは1人で温泉を満喫することに。ジジはオカルンにとって初めての男友達。気を利かせて自分は外したのだが、それがピンチの始まりになってしまう。 じつは、モモが入った温泉は男女混浴用。そこに現れた不気味な男たちに襲われ、モモは温泉の底に沈められてしまう。一方、ジジの家では、オカルンが玄関横に大きな箱型の建物があることに気づく。こんなところに部屋はなかったはず…と壁を壊してみると、その向こうには大量のお札が貼られた謎の部屋が存在していた。 いろいろ謎だらけなところで終わったことで、視聴者からは「ダンダダン、終わり方もとんでもない」「こんなところで切る!?」「え?ここで終わり?」などの声が殺到。さらに2025年7月からの第2期が発表され、原作でいうところの「邪視編」はひとまずおあずけに。「長いよー、待てないよー」「漫画を読むべきか、新鮮な視聴のために耐えるべきか」「このクオリティーを保つならそれくらい必要」など、ファンの声はさまざまなものになっていた。 ◆文=鈴木康道