シボレー、「コルベット」「コルベット Z06」内外装アップデートとともに価格改定
ゼネラルモーターズ・ジャパンは12月19日、シボレー「コルベット 」と「コルベット Z06」の一部仕様および価格を改定し、発売した。価格はコルベット2LT クーペが1420万円、3LT クーペが1695万円、コンバーチブルが1845万円。コルベット Z06が2580万円。 【画像】ボディサイズは4630×1940×1220mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2725mm 今回の一部仕様変更では内外装にアップデートを加え、走行性能とフォルム、快適性を高める先進装備を採用。また、サーキット走行を前提としたパフォーマンスモデルとして設計・開発された「コルベット Z06」では、エクステリアやインテリアカラーの拡充、新たなオプションを追加し、商品力と魅力を向上させた。 ■ コルベットの主な変更点 ダイナミックなプロポーションのエクステリアでは、よりアグレッシブで先進的な個性を力強く印象づける新デザインの「リアスポイラー」を採用。 ボディカラーでは新色「セブリングオレンジ ティントコート」を加え、トーチレッド、リップタイドブルー メタリック、シーウルフグレー トライコート、レッドミスト メタリック ティントコート、アークティックホワイト、ラピッドブルー、ブラックの全8色を設定。 インテリアでは「2LT クーペ」のステアリングホイールについて、エアバッグカバーを従来の樹脂製に代わり、より質感に優れるステッチ入りレザータイプに変更。また「3LT クーペ」「コンバーチブル」のインテリアカラーには、「ナチュラル」と「アドレナリンレッド」の2色を追加し、全6色から選択可能となった。 オプション装備では、40km/hまでであればフロントエンドを約50mmリフトアップさせることで、段差やスロープなどをストレスなく走行することが可能な「フロントリフトハイトアジャスター」を、2LT クーペのオプションとして追加設定した(40万円。3LT クーペ、コンバーチブルには標準装備)。 ■ コルベット Z06の主な変更点 ボディカラーを「ブラック」「トーチレッド」「アークティックホワイト」の3色からコルベットと同じ全8色へと選択色を拡充。また、これまでは1色限定だったインテリアカラーも、コルベットの3LT クーペやコンバーチブルと同じ、ジェットブラック、スカイクールグレー、ナチュラル、ナチュラル ディップド、アドレナリンレッド、アドレナリンレッド ディップドの6色から選べるようにした。 さらに、よりパフォーマンスを追求するユーザー向けに3種類のメーカーオプションを用意。 1つ目はより軽量で耐フェード性にも優れ、強力な制動力を発揮する専用のオレンジキャリパーの「ブレンボ製パフォーマンス カーボンセラミックブレーキ」(190万円)。 2つ目はコルベット史上最強のダウンフォースを生み出し、抜群のコーナリング性能を実現するビジブルカーボンファイバー エアロパッケージ、専用チューンサスペンション、ミシュラン パイロット スーパースポーツ カップ2Rがセットになった「Z07 パフォーマンスパッケージ」(100万円)。 3つ目はバネ下重量のさらなる軽量化でポテンシャルを引き出し、サーキット走行において最大限の性能を発揮する「ビジブルカーボンファイバーホイール」(265万円)となる。 また、エンジンルーム内には鮮やかな「LT6 レッド エンジン インテーク」を標準装備し、「カーボンフラッシュ メタリックのドアミラーカバー」も装備することでより一層スポーティなエクステリアに仕上げた。
Car Watch,編集部:塩谷公邦