ジャスティンパレス、宝塚記念2週前追い切り速報/栗東トレセンニュース
昨年の天皇賞(春)の覇者で、昨年の宝塚記念は3着だったジャスティンパレス(栗東・杉山晴紀厩舎)。今年も宝塚記念(6月23日・京都芝2200m)への参戦を予定しており、今朝5日はレースに向けた2週前追い切りを行っている。 【写真】ジャスティンパレスのこれまでの軌跡 1回目のハローが終了した直後のCW。高倉稜騎手が跨って、先週に引き続いての単走での追い切りとなったが、馬場に入った時の雰囲気からして、先週とは違う。ある程度、時計を出すつもりで1コーナーから2コーナーを周回したこともあると思うが、向正面へ入ってから機敏な走り。 3コーナーから4コーナーへ入っていくところでもスピード感が十分で、いかにも時計が出そうだなあという走り。最後の直線に向くと、気分よくスピードを上げていって、ゴール前では持ったままの手応えだったが、まだ加速していく走りが印象的だった。 時計は6F80.9~5F65.6~4F51.0~3F36.8~2F23.1~1F11.5秒。強調したいのはラップの踏み方。15.3秒、14.6秒、14.2秒、13.7秒、11.6秒、11.5秒と6F標識からゴールまできれいな加速ラップを踏めている。これは好走時のパターンだけに、来週以降もどんなラップを踏んでくるのか注目してみたい。 (取材・文:井内利彰)