【MLB】カージナルス逆転勝利 ヌートバー無安打も2四球 エンゼルスはブルペン崩壊で7回表に一挙8失点
【カージナルス10-5エンゼルス】@エンゼル・スタジアム
日本時間5月14日、ナ・リーグ中地区で最下位に沈むカージナルスはア・リーグ西地区最下位のエンゼルスとの3連戦がスタート。7回表に打線がつながって一挙8得点のビッグイニングを作り、10対5の逆転勝利で敵地での3連戦の初戦を制した。カージナルス2番手のカイル・レイヒーは2回2/3をパーフェクトに抑える好リリーフを見せ、嬉しいメジャー初勝利をマーク。エンゼルスはブルペンが崩壊し、3番手のマット・ムーアに今季初黒星(0勝)が記録された。 【動画】カージナルスが7回表に一挙8得点のビッグイニングを作る(MLB.comより) カージナルスは先発のマシュー・リベラトーアがピリッとせず、3回裏に2本のタイムリーとケビン・ピラーの4号2ランで一挙4失点。打線は6回表一死満塁でポール・ゴールドシュミットが併殺打に倒れるなど、なかなかあと1本が出なかった。しかし、7回表先頭のノーラン・アレナドが3号ソロで反撃の狼煙を上げると、そこから3連打で無死満塁とし、メイソン・ウィンのタイムリーで2点差。一死後、マット・カーペンターの2点タイムリーで4対4の同点に追いついた。 その後もカージナルスの猛攻は続き、ラーズ・ヌートバーの四球で再び満塁にすると、ゴールドシュミットの押し出し死球で勝ち越し。二死後、ノーラン・ゴーマンの押し出し四球とイバン・ヘレーラのタイムリーで3点を追加し、一挙8得点のビッグイニングとなった。8回裏にピラーのタイムリーで1点を返されたが、9回表にエンゼルスの守備のミスで2点を追加。10対5で逆転勝利を収めた。 カージナルスのヌートバーは「2番・右翼」でスタメン出場し、3打数ノーヒットに終わったものの、2つの四球を選んでチームに貢献。3回裏の守備ではライトライナーを捕球し、一塁へ素早く送球してダブルプレーを完成させた。今季の打撃成績は打率.196、出塁率.311、OPS.654となっている。