参加を呼びかける椿さん

　無心庵再興プロジェクト2024「飛鳥山大茶会」が11月3日、飛鳥山公園（北区西ケ原2）内旧渋沢栄一邸跡で開催される。主催は北区観光協会。（赤羽経済新聞） 　今回で3回目となる同イベントのテーマについて、共催の無心庵復興プロジェクト準備室事務局の椿克美さんは「渋沢栄一を団長とする総勢50人の渡米実業団が滞在したニューヨークをテーマに企画した。飛鳥山大茶会は見学自由なので、チケットがなくても気軽にお越しいただければ」と話す。北区の飛鳥山周辺とニューヨークのセントラルパークに共通点を見いだし、飛鳥山公園セントラルパーク計画としてプログラムを用意する。 飛鳥山おみやげ館前広場で受付後、青淵文庫前の香煎席で北区版アーティストバンクより塚田奈緒子さんによるサクソフォンや、その他区内で活動するアーティストによるジャズの演奏を披露し、飛鳥山テラスがお茶を提供する。その後、茶室無心庵跡地の茶席に案内され、茶会を行う。ジャズの演奏会は、茶席に入る前に世間話など交流の場になるよう考えたという。 　受付エリアでは「渋沢さんのプチ園遊会」を行い、江戸玉川屋キッチンカーのニューヨークうどんや北区伝統工芸保存会による無料体験や工芸品の実演販売もある。 開催時間は10時～15時。参加料は1,000円。要事前申し込み。申し込みは10月31日まで、予約ページで受け付ける（定員に達し次第終了）。チケットを購入していない場合でも各エリアは自由に見学できる。