ウィンクルボス兄弟の父、400万ドルのビットコインをビジネススクールに寄付──サトシ・ナカモトにも影響を与えた学派
ハワード・ウィンクルボス氏の来歴
ハワード・ウィンクルボス氏は学界とビジネス界で非常に成功したキャリアを積んできた。ペンシルベニア大学ウォートン校で10年以上教授として保険数理学を教えた後、民間に移った。同氏は、ウィンクルボス・コンサルタンツ(Winklevoss Consultants)や、2023年にコンステレーション・ソフトウェア(Constellation Software)に1億2500万ドル(約175億円)で買収されたウィンクルボス・テクノロジーズ(Winklevoss Technologies)など、複数のベンチャー企業の設立に携わった。 「父は私たちが知る限り最初のスタートアップのテック起業家だ」とタイラー・ウィンクルボス氏は語った。「父は70年代にソフトウェア事業を立ち上げていた。私たちはスタートアップの環境で育ち、それが自分たちでスタートアップを立ち上げることに大きな影響を与えた。だから、結局のところ、ビットコインへの関心は、少なくとも部分的にはグローブシティ大学のおかげなのだ。」 ハワード・ウィンクルボス氏は、教授およびビジネスマンとしてのキャリアに最も大きな影響を与えた人物として、父、グローブシティ大学、そして妻のキャロル氏を挙げた。 この双子の母親も、デジタル資産の支持者である。同氏は暗号資産がお金の未来であり、それ以上であると信じており、タイラー氏によると、最初から彼らの最大の支持者だったという。 このビジネススクールは、11月にステイリー芸術文学館で行われる式典で正式に「ウィンクルボス・ビジネススクール」と命名される予定である。 |翻訳・編集:T.Minamoto|画像:Winklevoss family|原文:Winklevoss Twins' Father Donates $4M Bitcoin to School Teaching Theory That Inspired Satoshi
CoinDesk Japan 編集部