高校生1人つき地元産の米10キロ支給へ 大阪・高槻市が物価高対策
大阪府高槻市の浜田剛史市長は26日の記者会見で、16~18歳の高校生らがいる市内の世帯に、地元産の米を支給すると発表した。量は子ども1人につき10キロで、申請手続きは不要。来年1月から2月にかけて発送する予定。 市によると、食料品などの物価高騰対策として実施する。小・中学校では給食費を無償化しており、高校生世代を支援することにした。対象は12月1日時点で市に住民登録がある世帯で、すでに1万人分を地元農協と契約しているという。契約額は約3550万円。 市のこのような米の支給は、新型コロナウイルス感染が拡大した2020年に続き2回目。問い合わせは市子育て総合支援センター(072・686・3030)へ。(村井隼人)
朝日新聞社