指揮官一問一答 ヤクルト・高津監督、五回途中7失点の阪口は「そんなに打たれた感じはしない。四球のランナーを…」
(セ・リーグ、ヤクルト4-7DeNA、5回戦、20日、神宮)ヤクルトは1度もリードを奪うことなく敗戦。連勝が2で止まり、最下位に転落した。古巣相手に移籍後初先発した阪口皓亮投手(24)は五回途中6安打7失点で1敗目を喫した。下半身のコンディション不良から主将の山田哲人内野手(31)が「6番・二塁」で復帰した打線は7安打で4得点だった。高津臣吾監督(55)の一問一答は以下の通り。 【写真】五回途中7失点で降板したヤクルト先発の阪口皓亮 ーー先発で今季初登板した阪口は5四球。四球が失点につながっていた 「期待はしていたんですけどね。ちょっとバッターとの勝負にならなくてですね、ストライクゾーンと勝負しているというか、そこに負けてしまったような気がしますね」 ーーチャンスをつかんでほしいという思いもあったと思うが 「ファームで頑張っていたしね。このチャンスをぜひ生かしてほしいなと思いましたけども。うーん、まあそうですね。そんなに打たれた感じはしないですけどね。やっぱり、四球のランナーをああやってどんどん返されていくとね。3点はフォアボール。攻撃の方もなかなかリズムに乗れず、全体的にこう流れもうまくいかなかったですね」 ーー打線は小刻みに点を返していった 「なんとかなりそうな雰囲気はあったんですけど。あと1歩で落ち着けそうなところであったりとか。一度もこう追い越せなかったりとか、終始、先を得点で先をいかれていたので、打つ方もちょっと難しい状態だったかなと思いますけどね」 ーー山田が戻ってオーダーに厚みが増した 「うん、そうですね。6番バッターというところは、非常に重要視しているので。しかも今、前のバッターがいいのでね。非常にランナーがたまった場面での打席が増えてくると思いますし、彼の打席に期待したいと思いますね」 ーー山田の途中交代は試合展開で 「あれはトレーナーの指示というか、意見というか、はい」 ーー2軍で奥川が復帰登板した 「報告はあれですけど、映像しか見ていないですかね。練習でブルペン入った時よりは良かったと思います。ゲームで投げている方が、投げるフォームもボールもよかったのでね。ここから先、次のステップがどうなるかっていうところだと思うので、順調にこう進んでほしいなっていうのが大きな希望ですね」