OPECプラス、有志国による自主減産縮小1カ月延期で合意
Alex Lawler Maha El Dahan Olesya Astakhova [ロンドン/ドバイ/モスクワ 3日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は3日、12月から予定されていた有志国による自主減産の縮小を1カ月延期することで合意したと発表した。中国などの需要低迷や世界的な供給拡大で原油価格に下押し圧力がかかっていることが背景。 有志国8カ国は、日量220万バレルの自主減産を12月から18万バレル縮小する予定だったが、12月末まで継続する。自主減産縮小は価格下落の影響で10月から延期されていた。 OPECプラスは、世界需要の約5.7%に相当する日量586万バレルの協調減産を実施している。 12月1日に閣僚級会合を開き、来年の方針を決定する。 *写真が正しく表示されなかったため再送しました。