【2024年12月版】600cc~1000ccバイク 国産ネオクラシックおすすめ8選! 大型ネオスポーツカフェから空冷レトロまで
600~1000ccネオクラシックバイクのメリットは?
【全世代に受け入れやすいデザイン】 歴史のあるバイクのエッセンスを取り入れているだけあって、誰もが“バイクらしいバイク”と受け入れやすいデザインになっている。機種によって1960年代を再現したものから1970年代、1980年代とさまざまな年代の名車をモチーフにしており、今回紹介するもの以外では1990年代をオマージュしたカラーリングなども出始めている。 【余裕があるけどちょうどいいパワー】 パフォーマンス追求型ではなく、低回転の普段使いで常用する領域でしっかりトルクが出るような特性。排気量も1000cc以下とされているため、大型バイクらしい余裕はありつつも持て余すほどのハイパワーではない。車重も200kg前後までと、ヘビー級というよりはミドル級~ライトヘビー級くらいに抑えられていて扱いやすい。 【エンジンの趣味性が高い】 エンジンの排気量が一定の大きさ以上なため、気筒数による鼓動感の違いやトルク特性などがより感じ取りやすい。さらにネオクラシックモデルは常用域のトルク特性を作り込んでいる傾向なため、鼓動感が豊富なうえ、常用的な速度域でエンジンを味わいながら走る余裕が生まれやすい。 【カスタムの楽しみが豊富】 名車もしくは特定の年代をモチーフとしていることが多いため、当時のカスタム例などを参考にしやすく、またパーツメーカーも新たなスタイルを模索して多様なパーツをリリースしているため、ユーザーは思い思いのスタイルでカスタムしやすい。バーハンドルを採用している機種も多く、ガジェットなどのマウントにも有利だ。
600~1000ccネオクラシックバイクのデメリットは?
【防風性能はあまり期待できないものが多い】 一部のカウル付きモデルを除けばネイキッドスタイルが主流。高速道路主体のツーリングなどはツアラーほど楽ではない。とはいえバタつきにくいウエアを選ぶなどすれば十分に対応可能ではある。 【車検の存在】 軽二輪以下は車検がなく、点検や整備、走行以外で年間に必須でかかるコストは税金と自賠責保険だけ。排気量が251cc以上の“小型二輪(=小型の二輪自動車)”になると税金が少し上がり、車検の審査費用印紙代1750円がかかる。とはいえ、きちんとした整備をする前提であればであれば、車検の有無による差額は年間に均して数千円ほどと、じつはそれほど大きくない。また、普段は整備をサボリがちという方にとっては、車検が点検&整備の目安になることもあってデメリットと言い切れない側面も。