クルーズ船寄港、ことし大トリは日本初の全室スイート「三井オーシャンフジ」 300人が豪華船旅 鹿児島市北ふ頭
商船三井クルーズ(東京)が34年ぶりに新規投入したクルーズ船「三井オーシャンフジ」(3万2477トン)が26、27日、鹿児島市の本港区北ふ頭に初寄港した。鹿児島県内へのクルーズ船寄港は年内最後で151回目となった。 【写真】〈関連〉桜島をバックに鹿児島湾を航行するクルーズ船「三井オーシャンフジ」=26日、鹿児島市
1日から営業運航を始めたばかり。客室229室が全室スイートのラグジュアリー船は日本初で、船内にはスパやサウナ、プールといった施設がそろう。乗客約300人を乗せ23日に神戸を出発、博多と釜山を経由し鹿児島へ寄港した。 27日は船内でセレモニーがあり、同市の中豊司観光交流局長が「自然や食、歴史や文化など唯一無二の魅力を堪能して鹿児島のファンになって」と歓迎した。次回の県内寄港は2025年4月15日、指宿市の山川漁港の予定。
南日本新聞 | 鹿児島