「いくつになっても、なぜか恋愛上手な男性」は知っている5つのこと
③「個性を尊重することの大切さ」
ワイン通の人々は、ワインの個性を尊重します。産地や品種によって特徴が異なり、それぞれの個性を楽しむのがワインの醍醐味。あるワインを別のワインと比較して優劣をつけるのではなく、その固有の味わいを愛でるのです。 恋愛でも同じことが言えます。相手の個性を尊重し、ありのままを受け入れることが大切です。「こうあるべき」という固定観念にとらわれず、相手の良いところも悪いところも含めて愛すること。それが長続きする恋愛の秘訣なのです。
④「環境がもたらす変化」
ワインは保存環境によって大きく変化します。適切な温度と湿度で保管されたワインは素晴らしい味わいに育ちますが、悪条件下では酢のように変質してしまうこともあります。 恋愛関係も環境の影響を強く受けます。お互いを大切にし、思いやりのある環境では、愛は育ち、深まっていきます。反対に、無関心や不信感が蔓延する環境では、関係性は悪化の一途をたどるでしょう。良好な「保存環境」を整えることが、ワインにも恋愛にも重要なのです。
⑤「楽しみ方は人それぞれ」
最後に、ワインの楽しみ方は千差万別であることを指摘したいと思います。ワインエキスパートのように分析的に味わう人もいれば、ただ「美味しい」と感じるだけで満足する人もいます。どちらが正しいということはなく、その人なりの楽しみ方があっていいのです。 恋愛も同じです。デートを重ねてじっくり相手を知っていくカップルもいれば、一目惚れから急速に関係を深めていくカップルもいます。SNSで頻繁に愛を表現するカップルもいれば、静かに愛を育むカップルもいます。正解はありません。その二人にとってしっくりくる形で関係性を築いていけばいいのです。
「熟成」の過程こそが、本当の魅力を引き出す
いかがでしたか? ワインと恋愛、意外にも多くの共通点があることがお分かりいただけたでしょうか。どちらも時間をかけてじっくりと向き合うことで、その真価が発揮されるもの。一期一会の出会いも大切ですが、その後の「熟成」の過程こそが、本当の魅力を引き出すのです。 今の恋愛に悩んでいる人、これから素敵な出会いを求めている人。焦らずゆっくりと、相手との関係性を育んでいってください。きっと、時間が経つにつれて、あなたの恋はより深く、より豊かなものになっていくはずです。 そして、恋愛を楽しむように、ワインも楽しんでみてはいかがでしょうか。グラス1杯のワインに、あなたの恋の行方を重ね合わせながら。きっと、新しい発見があるはずです。それでは、素敵な恋愛を! ワインとともに、豊かな人生を過ごせますように。 ―[恋愛コーチ・関口美奈子]― 【関口美奈子】 恋愛コーチ。結婚相談所「エースブライダル」主宰。メンズ化粧品「ISIKI」開発ディレクター。著書『「最初の男」になりたがる男、「最後の女」になりたがる女 夜の世界で学ぶ男と女の新・心理大全』『気遣いを恋と勘違いする男、優しさを愛と勘違いする女 相手の本性を見抜き、最高のベストパートナーを見つける男と女の心理ルール』が発売中。 YouTubeチャンネル「みなこの圧倒的モテ男TV」は開設1年半で総再生数が5000万回を突破(Twitterアカウント:@sekiguchiminako)
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