【ガーデニング】世界初公開の光るコチョウラン「世界らん展2024‐花と緑の祭典‐」で公開
2024年2月7日(水)~14日(水)の8日間、100万輪の蘭が集まる国内最大級の“蘭の祭典” 「世界らん展2024‐花と緑の祭典‐」が開催されます。 【写真3枚】イリオモテラン、バイケイラン、ジュエル・オーキッド、【光るコチョウラン】などを写真で見る そこで、光るコチョウランが世界初公開に。 遺伝子組み換えによって、生まれたというその姿は衝撃です。 ※TOP写真はイメージです ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
“蘭の祭典” 「世界らん展2024‐花と緑の祭典‐」開催
さまざまな蘭を楽しむ祭典「世界らん展2024‐花と緑の祭典‐」。 今年は、九州南部から沖縄にかけて見られる「オキナワチドリ」や「イリオモテラン」など、南西諸島の貴重な蘭を集めた展示「自然の楽園 南西諸島に咲く蘭」が初登場。 自然な蘭だけでなく、遺伝子組み換え技術によって生まれた蘭も公開されます。
中でも衝撃なのが「光るコチョウラン」
特に注目すべきポイントは、世界で初公開となる「光るコチョウラン」でしょう。 ブラックライトを当てると、花を含む植物全体が発光。特徴的な緑色に輝き、ウランガラスなどを思わせます。 開発に成功した千葉大学は、これまでにも、遺伝子組み換えによる青色コチョウランや青色ダリアなどの開発に成功させています。
コチョウランはどんな花?
●東南アジア原産の植物 原産国はフィリピンや台湾などの東南アジアで、亜熱帯~熱帯地域の温暖な地域に自生しています。原産地では樹木や岩に着生して、空中にある水分を吸収しながら生育。暑さや乾燥には強いものの、寒さはやや苦手です。 ●蝶のように優雅な花 コチョウランは漢字で「胡蝶蘭」と表記。細い茎に大きな花が連なって咲き、蝶が飛んでいるかのように見えるのが由来です。花色は白・赤・ピンク・黄・紫とカラーバリエーション豊富。 ●長い期間咲き続ける ラン科の中でも花もちのよさでは定評があり、花は2~3ヵ月ほど枯れることなく咲き続けます。一鉢置くだけで、しばらくの間部屋を華やかに彩ってくれるでしょう。 ●贈り物にも最適 コチョウランの花言葉は「幸福が飛んでくる」「尊敬」「発展」など、縁起がよい言葉が並んでいます。また香りが弱く花粉も落ちにくいため、相手や場所を選ばず贈り物に最適です。 ●初心者にも育てやすい コチョウランは10度以上の暖かい室内に置きましょう。強い日差しが苦手なので、レースのカーテン越しに光が当たるような場所がオススメ。 大切なのは水を与え過ぎないことです。とくに冬は休眠期に当たるので控えめに。株元に触れてしっかり乾いていれば、鉢底から水が流れ出るまでタップリ与えましょう。 ●毎年開花する 咲き終わったコチョウランはうまく育てるとまた翌年も開花します。鉢植えで購入した場合は数株まとまって植えられているので、一株ずつに分けて植え替えましょう。 その際咲き終わった花茎は根元からカットしておきます。新しい水苔でくるんで植え直したあとは、暖かい半日陰に置いて適度な水やりをしながら、花芽が出るのを待ちましょう。