世帯年収600万円、貯金300万円のアラサー夫婦です。これから子どもを生むなら、貯金のために結婚式は我慢すべきでしょうか?
将来的にかかる子どもの学費
文部科学省による「令和3年度子供の学習費調査」によると、以下のとおりです。
文部科学省「令和3年度子供の学習費調査の結果を公表します」を参考に筆者が作成 このように子どもを持つ場合には、妊娠・出産だけでなく、将来的にかかる学費についても考慮しておく必要があります。特に結婚式を行うためにブライダルローンを利用した場合は、育児中の生活の負担になる恐れがあるため、注意が必要です。
将来を見据えたライフプラン
妊娠・出産と結婚式のどちらを優先するべきか、あるいは結婚式を諦めるべきかなど、将来設計に悩みを抱えている方もいるでしょう。 今回の例の「世帯年収600万円、貯金300万円」の場合、結婚式を挙げることは難しくないと考えられますが、今回解説した費用だけでなく、出産と結婚式それぞれに関するトラブルによって、さらに費用が発生するケースもあるので、余裕を持った計画が重要です。 出産と結婚式どちらも夫婦にとって重要なイベントなため、二人でしっかりと話し合い、よりよいライフプランを計画しましょう。 出典 株式会社リクルート ゼクシィ結婚トレンド調査2023 厚生労働省 出産費用の実態把握に関する調査研究(令和3年度)の結果等について 文部科学省 令和3年度子供の学習費調査の結果を公表します 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部