最高額の国はどこだ!? パリ五輪、代表チーム市場価値ランキング3位。世界最高峰FWも! 大注目のサッカー大国
パリ五輪(パリオリンピック)2024、男子サッカー競技が開幕を迎えた。今大会に臨んでいる代表の中で、最も市場価値が高いチームはどこなのか。今回は、データサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとに、出場16ヶ国の中から上位10ヶ国をランキング形式で紹介する。※市場価値は7月28日現在、代表メンバーは予備登録を含めた22人
3位:U-23アルゼンチン代表 総市場価値:2億4755万ユーロ(約396億800万円) 最高額選手:フリアン・アルバレス アルゼンチン代表は今夏に行われたコパ・アメリカを制した。トーナメントに対して“常に本気“なアルゼンチンは、オリンピックに臨むU-23代表にも豪華なメンバーを送り出している。その市場価値は3位となる2億4755万ユーロ(約396億800万円)を叩き出した。 何と言っても注目はオーバーエイジの3人で、フリアン・アルバレス(マンチェスター・シティ)とニコラス・オタメンディ(ベンフィカ)、ヘロニモ・ルジ(アヤックス)はコパ・アメリカの優勝メンバーである。本来はルジではなく、エミリアーノ・マルティネス(アストン・ヴィラ)を招集したかったそうだが、それでも強力な陣容が揃った。 中でもフリアン・アルバレスは今大会に出場する選手の中ではダントツで市場価値が高く、9000万ユーロ(約144億円)の価値を誇る。ゴール以外にもチャンスメイクでも期待できる万能ストライカーは、怪我が少ないことから過労が心配されるが、それでも彼は母国の金メダルのためにオフ返上でオリンピックを戦う。 一方でパリ五輪世代の選手で、本大会のメンバーに選出された選手たちはコパ・アメリカに出場しておらず、合宿を組み、ハビエル・マスケラーノ監督の下で準備を行ってきた。中でも注目はティアゴ・アルマダ(ボタフォゴ)で、市場価値はU-23アルゼンチン代表の中ではアルバレスに次いで高い2700万ユーロ(約43.2億円)を記録している。彼はセットプレーの名手でもあり、優れたキックから多くのチャンスを演出している。 フランスでの大会となるため、昨今の流れからU-23アルゼンチン代表には地元のサポーターから厳しい風当たりとなるかもしれないが、彼らには逆境を力にするメンタリティーがある。是非とも本大会を盛り上げて欲しいところだ。
フットボールチャンネル