ユナイテッドの新オーナー就任はサンチョの復活にも影響する? 「心理学的アプローチから恩恵を受ける」
現在はチームを外されているサンチョ
現在リーグ6位のマンチェスター・ユナイテッドは、現在、転換期にある。イネオスグループのCEOである大富豪ジム・ラトクリフ氏によるクラブ買収が現実味を帯びており、現オーナーのグレイザー・ファミリーから株式の25%を取得すれば、ラトクリフ氏はクラブの経営に関わっていくことになる。買収はクリスマスまでには行われるだろうとみられているようだ。 この買収が成立すればさまざまな影響がクラブ内部に及ぶが、英『Mirror』によれば、現在トップチームから外されているFWジェイドン・サンチョにも良い影響があるかもしれないという。 ラトクリフ氏は自転車競技の名コーチとして名を馳せるイネオス・グレナディアーズのデイブ・ブレイルズフォード氏にスポーツディレクターを任せるつもりだとされており、自転車競技で培ったノウハウをユナイテッドのチーム管理に注ぎ込むとみられている。そのなかで、セラピストによる心理学的アプローチが、現在のサンチョにとって命綱となるかもしれないと同紙では報じられている。 エリック・テン・ハーグ監督の信頼が回復しない限りは難しいのではとも感じるが、ラトクリフ氏は英国人選手を中心に据えたチームづくりを進めると目されており、サンチョの扱いも変わっていくかもしれない。 8月以来ピッチに立てていないウインガーは、新オーナーのもとで復活を果たすのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部