アンダーウェアは日焼け対策以外にも効果あり!? 夏ゴルフの疲労予防術【後編】
今年も連日猛暑日が続いている。2024年7月30日号の「週刊ゴルフダイジェスト」では、「疲労対策にはインナーの着用が有用」だとするトレーナーの森本貴義氏からのコメントを受けて、「ゴルフ5リコパ川崎店」で売れ筋のインナーをチェックしている。まだまだ続く暑い夏、アンダーウェアとともに乗り越えよう!
ショップに聞く夏のアンダーウェア
「6月末からアパレルの売り上げがグッと伸びました。セールもありますが気温の影響です。気温が上がるとアンダーウェア系の需要も上がるんです」と語るのはゴルフ5リコパ川崎店・店長の小屋敷幸一さん。お店のカテゴリー別売り上げデータを見せてもらうと、上位には氷嚢やアイスリングなどの“冷感グッズ”とともにアームカバーや夏用のインナーウェア、アンダーウェアが確かに入っている。 「種類はここ最近すごく増えています。アンダーウェアやアームカバーは、日焼け対策はもちろん、一番は翌日に疲れを残さないためにおすすめしています。直射日光を防ぐ目的です。熱を体に持つとなかなか抜けませんから」
アンダーウェアの売れ筋を聞くと、「一番は自社ブランドのティゴラ。昔からインナーに強く低価格で品質がいい。通年仕様のUVカットVネック(写真A)や、夏用の首の後ろ部分に接触冷感素材がプリントしてある丸首のもの(写真B)も人気です」。
冷感素材を使ったものはやはり人気で、最近は消臭機能が付いているのも多いという。「アンダーアーマーの『アイソチル』という特殊繊維を使ったウェア(写真C)も評判はいい。手を入れただけでも涼しいのがわかります」 男性には運動のサポートとなるたとえば飛ばしにつながるようなウェアも1年通して着る人もいる。
「キャロウェイのウェアは背中などにパフォーマンスアップの機能がついていて、夏用でメッシュ素材になっています(写真D)。また、男性にもアームカバーは人気。各メーカーさんの冷感素材のものがあり、ゴルファーではないお客さんも買いにいらっしゃるんです」