渡辺貞夫、7年ぶりとなる新作スタジオ・アルバム『PEACE』のアナログ盤が発売 サイン会も決定
ジャズの歴史を体現し、90歳を超えた現在でも第一線のサックス・プレイヤーとしてステージに立ち続けるリヴィング・レジェンド=渡辺貞夫。今年4月に発表し、ロングセラーを続ける新作スタジオ・レコーディング・アルバム『PEACE』のアナログ盤(2枚組)が2025年3月19日(水)に数量限定発売で決定。アナログ・カッティングは名匠小鐡徹。また、ビクターオンラインストアでの購入者限定で、購入者の中から抽選でサイン会に参加できる企画も決定。この貴重な機会にぜひご参加ください。 本作はホレス・シルヴァー作曲の「Peace」から始まり「I Fall In Love Too Easily」やJ.J.ジョンソン作曲の「Lament」、ビリー・ホリデイの歌唱でも知られる「I’m A Fool To Want You」などのスタンダード曲を中心に、自身の楽曲4曲を加えたバラードを中心としたアルバム作品。若かりし頃にフランク・シナトラのバラード集『イン・ザ・ウィー・スモール・アワーズ』を愛聴しており、いつの日かバラード作品の発表を構想していたところから制作した作品。 リリシズム溢れるサックス・プレイをサポートするリズム・セクションは、2019年のニューヨーク・ブルーノート公演を成功させた日米混合カルテットのミュージシャンたち。人気フュージョン・バンド=イエロー・ジャケッツのキーボーディストであり、近年は渡辺貞夫のセッション機会も多いラッセル・フェランテ(p)。モンク・コンペティションで優勝し、パット・メセニー、ウィントン・マルサリスやホセ・ジェイムスらとの共演を経て、現代ジャズ・シーンの最重要ベーシストと評されるベン・ウィリアムス(b)。日本人レギュラー・カルテットのドラマーとして渡辺が全幅の信頼を寄せる竹村一哲(ds)。 12月14日(土)から始まる〈HOPE - Sadao Watanabe with Strings〉ツアーでは、アルバム『PEACE』をレコーディングしたラッセル・フェランテ、ベン・ウィリアムス、竹村一哲とのカルテットにストリングス・セクションを加えた編成でのステージとなります(12月17日[火]Billboard Live Osaka公演はカルテット編成)。 近年ステージでも定番曲となっており、アルバムの1曲目に収録され、アルバム・タイトルに冠した“PEACE”。渡辺貞夫の平和への思いが、今回の作品に込められています。