プレイバック2024 北海道のスポーツこの1年…パリオリンピックで道産子が大活躍 6個のメダルを獲得 “大航海”をスローガンに新庄監督3年目のファイターズが大躍進 2年連続最下位から2位へ
新庄監督3年目のシーズンとなる2024年、「大航海」をチームスローガンにした北海道日本ハムファイターズが躍進しました。先制されても追いつき逆転する劇的な勝利を重ね、序盤からAクラスをキープ。 チームを支えたのは若い選手たちでした。田宮裕涼選手は7月後半まで打率3割を超え、好調のチームに欠かせない存在に。 「ゆあビーム」と呼ばれた強肩も勝利に貢献。10盗塁を記録した走力も大きな武器となりました。 セ・パ交流戦ではソフトバンクから加入した水谷瞬選手が首位打者に。昨シーズンまで一度も1軍での出場機会がありませんでしたが、新庄監督のもとで花開きました。 連日の活躍で、お立ち台も慣れてきたのではという問いに。 「慣れたとか調子乗ったことは言えないので、毎回緊張した気持ちで立っています」(水谷 瞬 選手) 7月には4連敗で5位に転落するも、そこから清宮幸太郎選手とレイエス選手2人の大砲が大爆発。ともに8月以降の打率が3割を超える活躍を見せ、チームは再浮上し2位でシーズンを終えます。 「日本シリーズをエスコンフィールドですることしか頭にない」(新庄 剛志 監督) エスコンフィールドHOKKAIDOで初めて行われたクライマックスシリーズ。初戦を落としたファイターズ、後のない2戦目も1点をリードされ最終回を迎えます。打席には万波中正選手。 起死回生のホームランで同点に追いつきました。同点の延長10回、2アウト1塁・3塁のチャンスに浅間大基選手。 粘りを見せ逆転サヨナラ勝ちのファイターズ。続く第3戦では清宮選手のタイムリーで追いつくと、水野選手の三塁打で勝ち越します。最後はチーム最年長のベテラン宮西尚生投手が締めくくり、ファイナルステージ進出を決めました。 日本シリーズ進出はなりませんでしたが、2025年を期待させる結果となりました。新庄監督4年目となる来シーズンに注目です。
UHB 北海道文化放送
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