年賀はがき販売開始 発行枚数、前年より25%減 値上げも影響
2025年用の年賀はがきの販売が1日、全国の郵便局で始まった。電子メールやSNSの広がりに加え、郵便料金の値上げもあり、当初の発行枚数は前年より25.7%少ない10億7千万枚。14年連続の減少で、減り幅は過去最高となる。 【写真】大阪・関西万博を記念した寄付金付き年賀はがき=日本郵便提供 発行枚数は年々減少しており、14年前の3割程度となった。日本郵便は、年賀はがきの料金を前年の1枚63円から85円に引き上げたことも「年賀状離れ」を加速させるとみている。 年賀状の引き受けは12月15日から。元日に届けるには同25日までに出すのが望ましいという。お年玉の抽選は1月20日で、1等は現金30万円(電子マネー31万円分)、2等はふるさと小包、3等はお年玉切手シートとなっている。
朝日新聞社