デラックス HUEさんに教わるスウェット選びの極意。グラフィックは名刺代わり、色は黒!
「まず第一に、グラフィックは自分が影響を受けたカルチャーや強い興味のあるモチーフであること。Tシャツもそうですが、自分はこういう人間であるという“意思表明”みたいな感覚でチョイスしています」。 ▶︎すべての写真を見る そう語るのは「デラックス」デザイナーのHUEさんだ。 ナインティーズ、ブラックミュージック、ロック、NY、スケート……etc.、そのモチーフはさまざま。 「自分に嘘のないグラフィックなら、身に着けることが楽しい。さらにそれを共有できる人に出会うと、話は断然盛り上がります」。
例えば『ドゥ・ザ・ライト・シング』とデラックスのオフィシャルコラボ。HUEさんが敬愛する映画監督スパイク・リーの代表作だ。 「胸元のレトロな書体と程良いダメージ具合のバランスが気に入っています」。
こちらは『VOGUE JAPAN』創刊25周年記念で作られたフラグメントとのコラボパーカ。 「当時、銀座の『ザ・コンビニ』で見つけました。箱に入って売られていたのも惹かれた理由です」。
お馴染みとなっているワコマリアとジャズミュージシャンのチェット・ベイカーのコラボシリーズも。「かなり大きなプリントでインパクトがありますが、モノクロで意外と着やすいです」。 HUEさん愛用私物アイテムを見て分かる通り、もうひとつの外せないルールが“黒ボディ”であることだ。 「グラフィックにインパクトがあっても着こなしやすく、品良くまとまるはず。試してください」。 品田健人=写真(人物・静物) 作木正之介=写真(静物) 来田拓也=スタイリング 長谷川茂雄=文
OCEANS編集部