美貌のプリンセス、英国マーガレット王女のドレスアップ集【後編】
元祖ロイヤル・ファッション・アイコンのマーガレット王女。映画『ローマの休日』でのオードリー・ヘプバーン演じるアン王女のモデルといわれ、その自由奔放な生き方とファッションセンスで当時のスタイルアイコンとなりました。ここでは披露してきたドレスアップスタイルをご紹介。前編とあわせてチェックして! 【写真】ダイアナ元妃のパールコーディネートギャラリー
1960年
婚約発表後、ウィンザー城のロイヤル・ロッジで一緒に写真に収まるマーガレット王女と写真家のアンソニー・アームストロング=ジョーンズ。シックなグレーのドレス、完璧にセットされたカールヘアがなんともエレガント。
1960年
1960年5月6日にウェストミンスター寺院で行われた、アンソニー・アームストロング=ジョーンズとの結婚式。ドレスのデザインは1947年にエリザベス女王のウエディング・ドレスも手がけたノーマン・ハートネルが担当。フィット&フレアのシルエットが美しいシルクオーガンザのドレスに、ガラードが作った高さのあるティアラを合わせて。
1960年
ウエディング・ドレスのデザイン画がこちら。デザイナーのノーマン・ハートネルは、マーガレット王女の小柄な体型に合うよう、ドレスの装飾を最小限に抑えたそう。「歴史上最もシンプルなロイヤル・ウエディングドレス」と評され、今でもその美しさが語り継がれています。
1962年
ウェストミンスター寺院で行われた結婚式にゲストとして出席。優雅な花柄のドレスを基調に、コートとリボン付きの帽子で鮮やかなパープルの色合いを投入。グローブとバッグが全体の引き締め役となっています。
1963年
ロイヤル・バラエティ・パフォーマンスに出演したビートルズと対面。グラフィカルなスパンコールの刺しゅうが施されたピンク×シルバーのドレスをまとって。ジュエリーはゴールド系にまとめています。
1967年
結婚式でも着用したガラード製のポルティモア・ティアラは、マーガレット王女が生涯でもっとも頻繁に着用したシグネチャー。クラスターとスクロール・モチーフのダイヤモンドで構成された華やかなデザインです。