過去に発売した書籍6冊は累計34万部越え、新刊『これからも好きなものをおしゃれに着るための処方箋 その服、まだ着られます』も人気のスタイリストの山本あきこさん。ご自身の経験に基づく、着る人に寄り添ったスタイリングが支持を集めています。そんな山本さんが40～50代におすすめしたいと話すのが「ワイドパンツ」。その理由とおすすめのスタイリングを紹介してもらいます。 【写真】40～50代が着られる「ワイドパンツ」コーデ。カジュアルもきれいめもOK!  

ワイドパンツは「縁の下の力持ち」。やんちゃなカジュアルも甘いブラウスも今っぽく引き上げてくれます

右から・ネイビーのワイドパンツ／無印良品（スタイリスト私物）　白のワイドパンツ GU　黒のワイドパンツ／ユニクロ（スタイリスト私物）

スタイリスト山本あきこさんいわく、ワイドパンツは「縁の下の力持ち」的な存在。年齢を重ねてもずっと好きなアイテム、 例えばロゴTシャツ、スウェットなどのカジュアルをうまく下支えして、今っぽい大人に着こなしにシフトしてくれると言います。 「ワイドパンツは一言で言えばカッコいいアイテム。パンツですから当然マニッシュな雰囲気がありますし、ワイドなシルエットには大人っぽさも、さらにセンタープレスならきちんと感もあります。なので、これをはくだけで、やんちゃで若いアイテムを、大人っぽくシックに落ち着かせることができるんです」  山本さんおすすめの、大人世代にフィットするワイドパンツを見極めるポイントは以下の通り!   大人世代がワイドパンツを選ぶときのPOINT ☑ ハイウエスト＆センタープレス入りできちんと感を底上げ ☑ タック入りならお腹や腰周りから目線が外れてすっきり見え ☑ パンツの太さは裾幅24～28㎝の間が好バランス   具体的に「ずっと好きなアイテム」✕「ワイドパンツ」の着こなしの実例を紹介してもらいましょう。

やんちゃな赤スウェットも大人のこなれスタイルに

山本あきこさんComment カジュアル度高めの古着風スウェットも、ワイドパンツでグンと品のある着こなしに。引き締め力のある黒ボトムスなら、キレイめにまとまるので、小物がカジュアルでも大丈夫。裾をインしてウエストを見せるときちんと感が強まりさらに大人っぽく。 加えて「ワイドパンツ」は、カジュアルなアイテムだけでなく、甘くエレガントなアイテムも今っぽくアップデートしてくれると言います。