早稲田実が8年ぶりに決勝進出 高校野球秋季東京大会
高校野球の秋季東京大会は3日、スリーボンドスタジアム八王子で準決勝があり、早稲田実が淑徳に6―0で快勝し、優勝した2016年以来8年ぶりとなる決勝進出を決めた。 7日に神宮球場で行われる決勝は、二松学舎大付―帝京の勝者と対戦する。 秋季大会の結果は、来春の選抜大会の出場校を選考する際の資料となる。関東・東京地区の一般選考枠は6。【角田直哉】 ◇早稲田実・中村心大(こうだい)投手 ◇「100点ではない」 <被安打4、10奪三振での完封勝利> 完封できたことは良かったけど、ちょっと(球が)抜けていたり、怪しい場面も多かったので、100点ではないかなと思います。前半、結構抜けていたので、イニングが進むにつれて、うまく修正できたと思います。バッターがどんどん振ってくるということだったので、コースだけは間違えないようにというのはずっと意識していました。 <新チームでは主将に。気持ちの変化は> 本当に夏までは3年生に全部頼っていたというか、プレーで引っ張ってもらっていたので、そこは夏までは楽でした。新チームになって、キャプテンにもなったので、自分たちがやっていかないと、という責任感は出てきたと思います。自分がキャプテンですけど、2年生全員がキャプテンのつもりでやるというか。それは(和泉)監督さんも言っていますし、自分からも言っているので。そんなに重くは捉えていないです。