盛岡で「すずめの戸締まり」展 震災テーマ、東北で唯一の開催
2011年の東日本大震災の記憶をテーマの一つにしたアニメ映画「すずめの戸締まり」(22年公開、新海誠監督)の世界観を体感できる企画展が15日、全国巡回の最終開催地として盛岡市で始まった。 作品では、主人公の女子高生鈴芽が全国の廃虚を巡って災いを呼ぶ「扉」を閉める。劇中の終着点が東北の被災地だったことから、企画展も東北唯一の開催地である盛岡を最後にした。会場は「パルクアベニュー・カワトク」で4月7日まで。 似た風景が描かれたとして話題になった三陸鉄道の駅(岩手県山田町)や「白い扉」(同県宮古市)などの「聖地巡礼スポット」も紹介している。