トヨタグループ中間決算 中国での新車販売不振が影響 4社が今期純利益の見通しを下方修正
トヨタグループの主要部品メーカー7社が中間決算発表を行い、4社が今期の純利益の見通しを下方修正しました。 デンソーやアイシンなどの主要部品メーカー7社は今年4月から9月までの中間決算を発表しました。 2025年3月期の業績予想で純利益をデンソーは16.8%、アイシンは23.1%、豊田自動織機は5.8%、ジェイテクトは42.9%、当初の見通しから下方修正しました。 台風や認証不正によるトヨタの生産停止や、中国での新車販売不振などが響くとしています。 特に中国での販売不振は長期化が懸念され、デンソーの松井靖副社長は「『自動運転』『電動化』の成長領域については中国でも積極的な投資をして整えていく一方で、従来型の事業拠点については統廃合していくという”両建て”で行っている」としています。 豊田自動織機では、認証不正によるフォークリフトの出荷停止に追加の対応費用が発生することなども影響しています。