【ハイライト動画あり】慢心なし。明治大学が3ケタ得点で爆勝。関東大学対抗戦2024
明治大はFL大川虎拓郎、CTB秋濱悠太がそれぞれジャッカル。このターンオーバーから18歳のルーキー、WTB白井瑛人が2連続トライ(前半17、21分)。
さらにFWユニットの内パスからNO8木戸大士郎主将が突破。FL藤井達哉、SH田中景翔とつなげて前半23分に4連続トライ(ゴール成功で33-0)。
両ウイングが左右へ積極的にライン参加し、ヨコの攻撃力を増大させる明治大。左から右へはWTB海老澤琥珀、右から左へはWTB白井瑛人が走り込み、前半27分にWTB白井は左中間でハットトリック。47-0と大量リードを奪った。
日体大はLOテビタ・タラキハアモアが前半終了前にジャッカルを決めるが、結果的に3連続トライを浴びて、前半終了時点で明治大が9トライ61得点。前半からワンサイドゲームとなった。
61-0というスコアで後半を迎えた明治大。
すでに勝利は濃厚といえる得点差だったが、この日の明治大は気の緩みからプレー精度が落ちていく並のチームではなかった。
後半は相手の自陣クイックスタートからのインターセプト、FL藤井達哉の猛タックルからのターンオーバー&モールなどで、さらに3連続トライ(後半3、10、14分)を奪ってみせる。スコアは残り約25分で80-0となった。
一方の日体大も得点機は迎えるが、肝心の自軍投入ラインアウトをことごとく失敗。
しかし先発SH日高(中が目)、FL大竹智也、NO8岡部、途中出場の家登正旺らの鋭いタックルは継続。80点ビハインドの状況ながら闘志を失わず、後半20分過ぎには明治大のモールを防ぎ、直後にNO8岡部のタックルで明治大が落球。讃えられるべき敢闘精神をみせた。
しかし後半35分には明治大がこの日圧倒したスクラムのターンオーバーから、SO伊藤龍之介が15本目。CTB平翔太が13回目のコンバージョン成功で、スコアは101―0。今季対抗戦初の100点ゲームとなった。
1対1の接点はけっして見劣りしなかった日体大だが、不安定なセットプレーから終始劣勢が続いてしまった。