将棋の藤井聡太七冠が6日、名古屋で行われた新年の恒例行事「指し初め式」に出席し、今年の抱負を語りました。 　「みなさま明けましておめでとうございます」（藤井聡太七冠） 　 　名古屋将棋対局場で行われたのは、将棋界の恒例行事「指し初め式」です。 　今年1年の幸福、棋士たちの健闘を願い、棋士や来賓者が1手ずつリレー形式で将棋を指しました。 　会場には、藤井七冠や杉本昌隆八段をはじめ、9人の棋士たちが参加。 　実は、名古屋で「指し初め式」を行うのは初めてだといいます。 　「対局の日は非常に緊張感に包まれて、気が重い時もあるのですが、指し初め式というのは、本当に楽しいことしかありませんので」（藤井七冠の師匠 杉本昌隆八段） 　そして、藤井七冠にとって指し初め式は、初参加になります。 　「新年の1局をみなさんと楽しく指していきたいと思います」（藤井七冠）　 　「指し初め式」での対局は、新年の行事とあって勝敗がつくまでは指さず、途中で終えるのが慣習となっています。 　終始、和やかななムードで行われた「指し初め式」。 　藤井七冠の今年の抱負は―― 　「今年も新しいことに挑戦することを恐れずにしっかりと、実力を高めていくように取り組んでいける1年にしたいと思っています」（藤井七冠）