遠藤航は来季もリヴァプール中盤を担う存在に?現地記者「ワールドクラスではないが…」
リヴァプールMF遠藤航について、現地記者は新シーズンの活躍を予想している。 昨夏にシュトゥットガルトからリヴァプールに加入した遠藤。加入当初は出番が限定的だったものの、昨年12月以降にチャンスをつかんで主力に定着。ユルゲン・クロップ監督最後のシーズンで公式戦43試合に出場し、カラバオカップ制覇に貢献するなど大きなインパクトを残した。 遠藤航、今シーズンの採点は? しかしシーズン後にクロップ監督が退任、アルネ・スロット新監督が就任したリヴァプールは、遠藤が務めていた守備的中盤の補強に動いていることが伝えられている。そのため、日本代表MFの去就には大きな注目が集まっている状況だ。 それでも、現地記者は遠藤の新シーズンに期待を込めている。かつて『GOAL』でもリヴァプール取材を担当していたデイヴィッド・リンチ氏は、『Anfield Index』で「アレクシス・マクアリスターをサポートするために本職の6番が必要だし、その役割を担うのは遠藤だと思う」と話し、今シーズンのパフォーマンスについて続けた。 「エンドウの今シーズンまずまずだったと思う。だが、不十分な選手へとシフトしていったようにも見えた。彼はリヴァプールが求め、必要とするワールドクラスの6番だとは思わない。それでも、本当に良い選手だとは思うよ」 また、新シーズンの中盤の構成についても予想したリンチ氏は、今シーズン同様に遠藤、マクアリスター、ドミニク・ソボスライの並びが理想的であると主張。「遠藤は前方でプレーするソボスライの後ろでマクアリスターとプレーすると思うし、これが私の考える新シーズン開幕の中盤の3選手だ」と予想し、リヴァプールが中盤に必要とする安定性と万能性を提供し、守備面や創造性、攻撃時のサポートとバランスに富んだ中盤の構成であると強調した。