B’zのサプライズ歌唱に視聴者最注目 『紅白歌合戦』画面注視データを分析
ディズニーメドレーDa-iCE×ME:Iが上位に
2位は、23時43~44分で注目度69.2%。毎年恒例の出演者全員で歌う「蛍の光」の場面だ。その後結果が発表され、白組優勝の文字が画面に表示される辺りまで継続して注目された。勝者はどちらだったのか、今年の『紅白歌合戦』を最後まで楽しんだ視聴者が結果発表までしっかり見届けた様子が順位にも反映された。 3位は、21時04分で注目度68.8%。後半2番目のプログラムとなった特別企画 「ディズニーファンタジーメドレー」でのシーンだ。東京ディズニーシーの新テーマポート「ファンタジースプリングス」を舞台に映画『ピーター・パン』の劇中歌「きみもとべるよ!」をDa-iCEとME:Iのメンバーが歌唱した。『紅白歌合戦』初出場の2組による貴重なコラボに視聴者がくぎづけとなった。 4位は、23時10分で67.6%。朝ドラ『虎に翼』とのSPコラボで米津玄師の「さよーならまたいつか!」歌唱シーンだ。ドラマの特別版が放送された後、米津のバックで出演者が踊るという演出は『紅白歌合戦』ならではの貴重なものだった。米津のファンだけでなく、『虎に翼』を見ていた多くの視聴者がコラボレーションを楽しんだのだろう。 5位は、21時01分で67.1%。後半のトップバッター・Creepy Nutsによる「Bling-Bang-Bang-Born」の歌唱シーンだ。2024年の音楽シーンを代表する1曲となった同曲。初出場のCreepy Nutsの登場に多くの視聴者がくぎづけになったのも納得と言える。 ■ REVISIO 独自開発した人体認識センサー搭載の調査機器を一般家庭のテレビに設置し、「テレビの前にいる人は誰で、その人が画面をきちんと見ているか」がわかる視聴データを取得。広告主・広告会社・放送局など国内累計200社以上のクライアントに視聴分析サービスを提供している。本記事で使用した指標「注目度」は、テレビの前にいる人のうち、画面に視線を向けていた人の割合を表したもので、シーンにくぎづけになっている度合いを示す。
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