「新幹線空白地」宮崎に新幹線は必要か?所要時間と整備費用は?県が調査して見えてきた現実は
将来の需要は?
将来の需要とも言える「平均通過人員」を見ると、「日豊本線ルート」は1日あたり1万2416人。「鹿児島中央先行ルート」は1日あたり5701人。「新八代ルート」は1日あたり8710人と推計されている。ちなみに九州新幹線の平均通過人員は1日あたり1万7004人だった。 また、経済成長率が将来も継続する事を前提とすると、いずれのルートも「利用者の所要時間の短縮」「事業者収益の改善」などが費用を上回り、投資に見合った効果が得られるという結果も出た。 宮崎県は東九州新幹線について、まずは現在の「基本計画路線」から「整備計画路線」への格上げを目指し要望を続けていく考えで、そのためにも県民の気運を高めていきたいとしている。県は2025年1月に「みやざきの新幹線を考えるシンポジウム」を開催する予定だ。 (テレビ宮崎)
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