ミネアポリス連銀総裁、「小幅な追加利下げ」適切に－向こう数四半期
（ブルームバーグ）： 米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は、向こう数四半期においては、「小幅な追加利下げ」が適切になる可能性が高そうだと述べた。
総裁は14日、ブエノスアイレスで開かれたアルゼンチン中央銀行主催の会議で、「最終的には、政策の方向性は経済とインフレ、労働市場に関する実際のデータによって決まるだろう」と述べた。
カシュカリ総裁は、金融当局の現在の政策スタンスについては景気抑制的と表現しつつ、抑制の度合いについては「不明」だと指摘した。
労働市場については強さを維持しているとし、直近の雇用統計については「労働市場の急速な軟化は差し迫っていないように見受けられ、心強い」と発言。インフレに関しては「ピークからは顕著に鈍化したが、依然として目標をやや上回っている」と述べた。
カシュカリ総裁は９月、同月の連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）会合での0.5ポイント利下げについて、違和感はなかったと説明。さらに11月と12月の会合での0.25ポイントずつの引き下げは「妥当な出発点」だと述べていた。
原題：Fed’s Kashkari Says ‘Further Modest’ Cuts Apt in Coming Quarters（抜粋）
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Amara Omeokwe
