欧州のビッグクラブが去就に注目しているムシアラ 獲得レースはマンCが一歩リードか
攻撃陣の強化を検討
バイエルンに所属するドイツ代表FWジャマル・ムシアラは今夏の去就が注目されている選手の1人だ。 そんななか、英『The Independent』 によると、マンチェスター・シティの同選手への興味が強くなっているという。リヴァプールやバルセロナ、パリ・サンジェルマン(PSG)といったクラブも同選手への興味を示しているが、財政的な観点からシティが一歩リードしていると、同メディアは伝えている。 シティはウェストハムのルーカス・パケタを獲得するという噂も浮上しているが、来季には33歳になるケビン・デ・ブライネや今夏の去就が注目されるベルナルド・シウバの代わりとなる攻撃陣を強化したい考えているようだ。また、フィル・フォーデンがピッチ中央でのプレイも可能になったことで、ストライカーの近くでもウイングとしてでもプレイできるムシアラに強い興味を持っているとのこと。 2019年にチェルシーからバイエルンのユースにやってきたムシアラは2020年にトップチームデビューを果たして以降、クラブの将来を担う至宝として大きな注目を集めていた。ここまでバイエルンでは公式戦159試合で43ゴール30アシストをマークしている。現行契約は2026年までとなっており、まだ少し残っているが、今夏にビッグクラブによる争奪戦が起こる可能性がある。 ムシアラ獲得には多額の資金が必要になるため、どのクラブも既存戦力の売却は必須になるだろう。まだ21歳という若さながらも、多くのクラブが欲しがるムシアラの今夏の去就は大きな注目を集める。
構成/ザ・ワールド編集部