「貯蓄より投資へ」はなぜ根付かないのか――。エコノミストが指摘する3つの理由
永濱利廣(ながはま・としひろ) 第一生命経済研究所 経済調査部 首席エコノミスト 1971年群馬県生まれ。早稲田大学理工学部工業経営学科を卒業、東京大学大学院経済学研究科修士課程修了。1995年に第一生命入社、日本経済研究センターを経て2016年より現職。内閣府経済財政諮問会議有識者、経済産業省「物価高における流通業のあり方検討会」委員、景気循環学会常務理事、衆議院調査局内閣調査室客員調査員、総務省「消費統計研究会」委員、跡見学園女子大学非常勤講師も務める。著書に『日本病 なぜ給料と物価は安いままなのか』(講談社現代新書)、『給料が上がらないのは、円安のせいですか? 通貨で読み解く経済の仕組み』(PHP研究所)など多数。