なでしこがパリ五輪後初の合宿を打ち上げ 監督代行の佐々木則夫・女子委員長も手応え「楽しませてもらった」
サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」が29日、千葉市内で韓国女子代表と非公開の練習試合を行い、パリ五輪後、初の活動となった合宿を打ち上げた。監督代行を務め、26日の同代表との親善試合で4―0の大勝に導いた佐々木則夫・女子委員長(66)は「僕自身も楽しませてもらった。冥土の土産になります」と白い歯を見せた。 日本協会は新指揮官を年内に決める方針を示している。佐々木委員長は、韓国戦を監督不在で迎えるニュースが世界に広がったことで、監督側からの売り込みが多数あったことを明かし「精査が大変です」と苦笑い。すでに絞り込み作業を終え、複数の外国人候補者とのオンラインでの面談を実施。今後は日本人候補者と面談を行うことも示唆した。 佐々木委員長は「責任を持ってしっかりと選びたい」と語った。関係者によると、この日の練習試合は30分×2本の形式で行われ、なでしこが2―0で勝利した。(岡島 智哉)
報知新聞社