綿貫陽介がマッチポイントを凌いだ末の逆転勝利で2年連続初戦突破 [ロレックス上海マスターズ/テニス]
綿貫陽介がマッチポイントを凌いだ末の逆転勝利で2年連続初戦突破 [ロレックス上海マスターズ/テニス]
ATPツアー公式戦「ロレックス上海マスターズ」(ATP1000/中国・上海/10月2~13日/賞金総額1029万8535ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、綿貫陽介(SBC メディカルグループ)がパベル・コトフ(ロシア)に6-7(6) 6-4 7-5で逆転勝利をおさめた。 ~ロレックス上海マスターズでマッチポイントを凌いだ末に初戦を突破した綿貫陽介選手~ タイブレークの末に第1セットを落とした綿貫は4-4から初めて相手のサービスゲームを破って第2セットを取り返し、第3セット3-5からマッチポイントを凌いでブレークバックに成功すると最終的に最後の5ゲームを連取して3時間7分で今季のツアーレベル初勝利をもぎ取った。 同大会に2年連続出場となる26歳の綿貫は、予選2試合を勝ち抜き本戦入り。綿貫はダイレクトインした昨年の大会で白星デビューを飾り、2回戦でテイラー・フリッツ(アメリカ)に6-7(2) 7-6(6) 4-6で惜敗していた。 この結果で綿貫は、コトフとの対戦成績を2勝0敗とした。両者昨年4月にマドリッド(ATP1000/クレーコート)の予選で一度顔を合わせており、綿貫が6-7(7) 6-3 7-6(3)で勝っていた。 綿貫は次のラウンドで、第32シードのブランドン・ナカシマ(アメリカ)と対戦する。シード勢は初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。
テニスマガジン編集部