世界6位・張本美和が8強 同16位の韓国選手を3-1で下す 次戦は同3位と対戦「成長した姿を」
卓球の世界ランキング上位選手で争うWTTファイナルズが20日、福岡県北九州市立総合体育館で開幕。世界ランキング6位の張本美和(木下グループ)は1回戦で同16位の田志希(32=韓国)を3-1で下し、8強入りを決めた。 日本の観客の前で勝利を収め、「凄く楽しかった」と笑顔。「たくさん応援してもらった中で試合はとても楽しかったし、もう1試合皆さんの前で戦う姿をお見せできるのは、とてもうれしく思う」と語った。 互いに1ゲームずつを取り合い、迎えた第3ゲーム。9-1と大きくリードを奪い、終盤に反撃を受けるも11-6でものにした。 第4ゲームは2-2から5連続失点でリードを許したが、そこから4連続ポイントと食らいついた。8-8で並ぶと、相手のレシーブミスで逆転。一気に試合を決めた。 準々決勝は同3位の王芸迪(中国)と対戦する。「前回対戦では負けてるので、その反省を生かして、成長した姿をお見せできるように、毎試合変わらずしっかり自分の準備をして頑張りたいと思います」と気合を入れた。