岩井ツインズがヨネックスイベントに登場 ジュニアと超至近距離で交流、ブルーとピンクのクラブにも感謝「愛着が湧くし安心感」
23日、千葉県のレインボーヒルズカントリークラブで「ヨネックスゴルフフェスティバル2024」が開催された。岩井明愛、岩井千怜らヨネックス契約プロらが多数参加。大人はコンペ、ジュニア(小中学生51人)はコースレッスンや競技ハーフラウンド、岩井ツインズによるデモンストレーションを通じて交流を楽しんだ。 【写真】今年も剛速球!渋野日向子のピッチングフォーム 雲ひとつない青空の下で、子どもたちの笑顔がはじけた。イベントの最後には、岩井ツインズによる1ホールのデモンストレーションマッチを実施。明愛チームと千怜チームに応援団が分かれ、日本トップ選手の技を超至近距離で堪能できるぜいたくな時間だった。まるで“近所のお姉ちゃん”のような岩井ツインズの親しみやすさに、子供たちはすっかり魅了されていた。 デモンストレーションのグリーン上では、最後のしびれるパーパットを子どもたちが代わりに打つ場面も。実際に試合で使用しているエースパターを子どもに手渡し、ラインを一緒に読んで、決まればハイタッチ。責任重大なパットを決めきり、「思ったよりもパターが重かったです…(笑)」と笑う子どもの姿からも、貴重なひとときを楽しんでいる様子が伝わってきた。 関東だけでなく、熊本県、岡山県、宮崎県という遠方からの参加者も。「楽しかったです。みなさんが温かくて『来年も頑張って~』とたくさん言っていただけた。これだけ応援してもらえることを改めて実感しました」(明愛)、「同じクラブを使っている人やピンクのクラブを持っている方もいて、そういう光景を見られてうれしかったです。自分が誰かの人生に加わっていると思うと幸せ」(千怜)と、うれしそうにイベントを振り返った。 “明愛の青、千怜のピンク”はツアーでもおなじみ。ドライバー『ヨネックス EZONE GT Type-S』で明愛はターコイズブルー、千怜はマゼンタピンクの特注モデルを使用している。キャディバッグもそれぞれのカラーでそろえられており、米国女子ツアーの最終予選会(Qシリーズ)でもそのカラーとともに戦った。 「小学生からずーっと使ってきて、プロになったのも、そこから7勝(千怜)と6勝(明愛)したのも、海外に挑戦したのもヨネックス。信頼できるクラブです」と明愛が言えば、千怜も「今年からピンクとブルーのドライバーで一年間を戦った。愛着が湧くし安心感もある。ヨネックスさんのクラブでここまで戦えたことがうれしい」と感謝を口にした。 予選会を通過し、来年から米国女子ツアーが主戦場になる二人。ビザ申請や拠点探し、直前にはタイ合宿など準備は大忙しだ。初戦は第2戦「ファウンダーズカップ」(2月6~9日、米フロリダ州)になる予定。「自分らしく、楽しんで、みなさんに元気を届けられるようなプレーをしたい」(明愛)、「シード権を獲得して、1勝できたらいい。来年は勝負の年。真剣に、一試合一試合を全力で戦います」(千怜)と、ファンに活躍を誓った。(文・笠井あかり)