サザン夏フェス超豪華“卒業式”「勝手にシンドバッド」終盤にももクロら呼び込み ロッキンジャパン史上最長100分
国民的人気バンド・サザンオールスターズが23日、茨城県・国営ひたち海浜公園での「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA」の最終日に大トリで登場。グループとして最後の夏フェスと位置付けるステージで、デビュー曲から最新曲までバンドの歴史を詰め込んだ19曲を熱唱した。 【写真】最後の夏フェスに観客熱狂 熱気ムンムンさが半端ない 夕闇迫るステージに、5万人の大歓声で迎えられて登場した。78年のデビューアルバム収録曲「女呼んでブギ」で開幕した最後の夏フェスには、運営側も単独アーティストとして史上最長となる100分間を用意。「このステージに立てるのを楽しみにしていました」とあいさつした桑田佳祐(68)は「新曲やります!」と早速2曲目に最新曲「ジャンヌ・ダルクによろしく」を投下。47年目にして第一線を走り続ける矜持を見せた。 6月のデビュー記念日に、後進のミュージシャンに託す形で夏フェス勇退を表明。現地の5万人以外にも、全国の映画館でのライブビューイングでは約15万5000人がサザンのラスト夏フェスを見守った。MCで桑田が「夏フェスは最後なんですよ。でも秋ならね…」と冗談交じりに口にすると、会場は大きな拍手に包まれた。 ラストの「勝手にシンドバッド」では曲の終盤に「今日の出演者、いらっしゃーい!」と「ヤバイTシャツ屋さん」「ももいろクローバーZ」「緑黄色社会」「Creepy Nuts」「WANIMA」「THE YELLOW MONKEY」を呼び込み。超豪華ステージで夏フェス“卒業式”を締めくくった。 最後は客席をバックに記念撮影を行い「今後もこの素晴らしいフェスが永遠だと信じています。また近いうちにどこかで会いましょう」と再会を約束した。