スーツなくしてオヤジの人生は語れない!
ここ数年のスーツの装いは、格式や原則という縛りを嫌い、自由と楽チンさを求める傾向が強くありました。しかし、そんな時代だからこそ原点回帰! だって、オヤジにとってスーツは、生きざまそのものですから! スーツは人生だ!
仕事も遊びもいつも一緒! スーツはオヤジの“生きざま”そのものです!
名は体を表すと言われるように、服装は着ている人のパーソナリティを表す、つまり“生きざま”そのものなんです。では、オヤジの人生において最も多くの時間をともにした服とは? それはもちろん、スーツでしょう! ここ数年、スーツ離れなんて言われてきましたが、そんな時代においてもスーツがなくなるわけでは当然なく、むしろそんな時代だからこそ着る価値が高まっているんです。となれば、最も着慣れているオヤジが着なくて、誰が着るんだって話ですよ! といいつつも実はここ最近、バックトゥオフィスの流れもあって、スーツやセットアップ需要って増しているんですよね。なんだったら、夜遊びシーンを想定したスーツなんてのも結構出ちゃってるぐらいですから。スーツ姿で女性を口説くなんて、スーツを着慣れていない七五三なコゾーには無理な芸当。オンもオフも、スーツはオヤジにこそ許された戦闘服ですから! ということで、今回の特集はスーツ&セットアップ一色! イマドキ珍しいですが、こんな特集を待っていたオヤジさんって、実は結構いるんじゃありません?
まずは基本に立ち返って、スーツの醍醐味を再確認!
よしっ! 久しぶりにスーツを着るか! なんて意気込んでみたものの、しばらくスーツから離れていたとあって、正統派の着こなしを失念しちゃっている人も多いのでは? まずは基本を押さえておくことが重要。着崩すとしても、基本を知っていないとどこを崩したら良いのかわかりませんからね。それに、昼は正統派、夜は遊びスーツというギャップを演出する上でも大事です。 ということで、まずは基本のキとなる無地のネイビースーツ。ノッチドラペルの3つボタン段返りで、無地のサックスブルーシャツにネイビーのソリッドタイというプレーンな組み合わせ。足元はストレートチップを、チーフもTVフォールドといった具合。本特集では、ネクタイの結び方やチーフの折り方などの基本も公開しますので、ぜひおさらいしてみてください。 スーツ37万9500円/カナーリ、シャツ1万4960円/シップス、タイ1万1000円、チーフ4070円/ともにシップス、シューズ4万7300円/ロイドフットウエア、ベルト1万8700円/ダニエル アンド ボブ、時計190万3000円/ゼニス、メガネ8万4700円/10 アイヴァン