「とうしゅん創業塾」10月開講 卒塾後もサポート継続
【尾東】東春信用金庫は10月から、「とうしゅん創業塾第14期」を開講する。小牧、春日井、江南、犬山の各商工会議所、大口町商工会との共催。創業に必要な知識の習得から資金融資、経営相談など、卒塾後も切れ目のない支援で事業継続をサポートする。現在、受講者を募集している。 開講日は10月12、19、26、11月9、16日の全5回。会場は、小牧市中央の同金庫本店。時間は全日午前9時から正午まで。定員は30人。受講料は無料。創業準備や財務計画、デジタルマーケティングなどを学ぶ。申し込み締め切りは9月30日。 開講を前に会見した同金庫の神孝理事長は「地域の雇用創出や活性化のため、長く事業を続けていただくのが目的。そのため、創業後も当金庫のネットワークを活用したフォローを行っている。真剣に創業を考えている人ならば、定員を超えても受け入れたい」と話した。 同塾の修了生も登壇した。ビール醸造のButterfly Brewery(バタフライブルワリー、春日井市)の入谷公博代表は「現在でも将来の計画などを相談させてもらっている」、配色サービスのOKATTE KOU(オカッテコウ、春日井市)の土佐高子代表は「創業塾が縁で人脈が広がった」などと話した。
同塾は2011年スタート。過去13年で168人の創業者を輩出。6月末時点で89・2%が事業を継続している。問い合わせは同金庫地元支援部(電話0568・72・2181)まで。