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エヌビディアは6月18日、世界で最も価値のある企業に上り詰めた。 この半導体メーカーの株価は4%上昇し、マイクロソフトの時価総額を追い抜いた。 【全画像をみる】エヌビディア、世界で最も価値のある企業に…時価総額でマイクロソフトを上回る 今年に入ってから株価が173%上昇したにもかかわらず、投資家は同社に対して依然として強気だ。 2024年6月18日（現地時間）、エヌビディア（Nvidia）の株価は 4%上昇し、時価総額でマイクロソフトを上回り、世界で最も価値のある企業の座を獲得した。 この半導体メーカーの市場価値は3兆3380億ドル（約517兆円）に達し、マイクロソフトの3兆3260億ドル（約515兆円）を120億ドル（約1兆8600億円）上回った。 エヌビディアの株価は18日午後、一時136.25ドルという高値を記録した。 これは、分割調整後の価格で1362.50ドルに相当する。エヌビディアは、今月初めに10対1の株式分割を行った。 チップメーカーにとって2024年はすでに激動の年となっており、株価は173%上昇した。これは、2023年に株価が200%以上上昇した後のことだ。 それでもウォール街は強気な姿勢を崩しておらず、さらなる利益拡大を見込んでおり、あるアナリストは2030年末までに同社の評価額が10兆ドルに達すると予想している。 2022年にChatGPTが発表されて以来、そのチップが人工知能ブームを牽引してきたエヌビディアは、1カ月足らず前にアップル（Apple）を抑えて2番目の時価総額を誇る企業となっていた。 エヌビディアにはさらに多くの好材料がある。 株価の急騰により、今月末には720億ドル（約11兆円）規模のテクノロジー上場投資信託（ETF）の大規模な組み換えが行われる予定で、これによりNvidia株には約110億ドル（約1兆7000億円）の買い圧力が加わる見通しだ。 しかし、それよりも重要なのは、エヌビディアの収益が急成長していることだ。 2022年11月30日にChatGPTがリリースされて以来、同社の株価は700%以上急騰しているが、それでも基礎的な評価倍率は低下しており、収益が株価の上昇を上回るペースで成長していることを示している。